キラーページとは?
キラーページは、自分が本当に自信を持って勧められる商品について、成約に結びつけるために個別(単独)で紹介をする特別なページです。
ペラサイトやペラページも、この用途で使われたりします。
たぶん、ノウハウなどの情報商材を購入した経験のあるかたなら、キラーページを経て購入している方がほとんどだろうと思います。
なので、キラーページはブログの記事投稿とは切り離して考えますし、記事の一つとして投稿するものではありません。
あくまで、成約を目指すために、購入する気持ちを高めてもらうための専用ページになります。
これは、自分の商品を売る場合も、アフィリエイト商品を売る場合も同じです。
キラーページの特徴としては
- Adsenseや他の広告は外す。
- キラーページから、他のページへの内部リンクを貼らない。
- キラーページ自体にはアクセス数を求めず、いかに買っていただくかの”流れ”を作る。
なぜキラーページ呼ばれるようになったのかと言えば
本来、「キラー」という言葉は、殺し屋であるとか、特定の相手を悩殺する人などのことを言います。
人に関する言葉の使い方で、キラースマイル、マダムキラーなどの言葉がありますが、これは、自分の魅力で相手を悩殺(口説く)するということです。
そういう意味で、購入を迷っている有望な見込み客に対して、購入への背中を押してあげる役割を持つページとなります。
キラーページの構成要素
最もオーソドックスな構成は次のとおりになります。
まず、”結果”を伝え、”実証”においてなぜそうなるのかをひもといていきます。
”信頼”と”安心感”を与え、”他のユーザー”の評価・感想を紹介することでさらに購入イメージを高めます。
そして、最後に”クロージング”でユーザーの背中を押します。
キャッチコピーの役割
キャッチコピーの役割をひとことで言うと、「見込み客の興味をつかみ、ボディ部のコピーへと読み進めてもらうこと」です。
よく、会社に社員が10人いたら、会社の利益は2人が80%を生み出して、残りの8人が20%の利益を生み出すと言われますが、これと似たような考え方がコピーライティングにもあります。
例えば、10人がキラーページを開いてくれたら、そのうち8人がキャッチコピーを見ます。
そして、キャッチコピーを見た8人のうち、興味を持って中身を読み進めてくれるのは、たった2人だけなんだそうです。
これが、「80 vs 20の法則」です。
優れたキャッチコピーは、この2人を、3人に、あるいは4人に引き上げてくれます。
逆に、キャッチコピーの出来が悪いと、1人しか読み進めてくれない場合もあります。
それほど、キャッチコピーは大切なのです。
キャッチコピーの良さは、センスの良い言葉と違う
優れたキャッチコピーと言うと、つい、テレビのCMや女性のファッション誌などで見る”感度の高いお洒落な言葉”を思い浮かべてしまいます。
- 28歳、おしゃれも人生も一生ヒロイン宣言
- いつまでも「夢見る女子」でいよう!
- 真冬の買い足し総選挙
こんな感じのコピーです。
しかし、セールスコピーライティングの世界では、キラーページに使うコピーではありません。
感度の高い言葉として共感を得ることはできるかも知れませんが、キラーページに使って、お金を生み出してくれるコピーとは言えないのです。
キラーページに使うためのキャッチコピーは、単なるイメージ戦略の自己満コピーではなく、”効く”言葉である必要があります。
例えば、英会話教材のキラーページを作っているとした場合
どちらが、お客様の目線に立った”効く”コピーでしょうか?
私はBです。
経理の仕事を効率化する方法を提案する場合でも
B:半分の時間で計算を終わらせる方法があります。
忙しい仕事の手を止めて、話を聞きたいと思うコピーはどちらでしょうか?
これもBです。
”話を聞きたい”と思うのは、”心が動く”ということです。
心が動くコピーとは、人の欲求を刺激するもの
人がお金を出してモノを買う理由はなんでしょうか?
人の欲求を刺激するようなキャッチコピーを書くためには、人がお金を出してまでモノを買う理由を知っておく必要があります。
人がお金を払ってまでモノを買う理由は、次の二つだけです。
- 快楽を得るため
- 苦痛を避けるため
その理由は、「欲しくてしかたないと思っていた快楽を得ることができるかも知れない」、「今抱えている悩みや痛みを取り払ってくれるかもしれない」という欲求を刺激され、期待を感じるからです。
言いかえれば、「欲求を刺激すること」が、効くキャッチコピーの鉄則になります。
ボディコピーの役割
ボディコピーは、「相手が抱える問題の解決策を示し、商品を”欲しい”と思ってもらうこと」です。
初心者にとって、最初は何を書けばいいのかわからないので、自分では意識していないのですが、実際にできたボディコピーを見ると、まるで的外れなことを書いていることがあります。
実は、ボディコピーでは4つの要素(4つの疑問)を守っていけば、商品を欲しいと思ってもらえるちゃんとしたコピーができます。
- これは私に何をしてくれるの?
→ 商品によって得られる”結果” - なぜ、これが私の役に立つの?
→ その結果がでる理由を”実証” - ところで、あなたは誰?
→ 商品を”信頼”できる理由 - これは私にも効果があるの?
→ 効果があるという”安心”
この4つの疑問に対して、ちゃんと回答するだけで、お客様は購買意欲を大いに刺激され、「この商品が欲しい!」と思うようになります。
もちろん、サイトのキーワードがサイトを訪れたユーザーと一致していることが前提です。
商品の信頼を生み出す11のリスト
- 今までの実績/経歴
- 表彰歴(楽天の総合賞やジャンル賞をとったなど)
- 創業してからの年数
- 商品の綺麗な写真
- セミナーや講演活動の実績
- 権威者/有名人の写真+推薦
- 芸能人からの推薦
- 販売実績の数
- 雑誌の掲載履歴
- 専門家からの意見
- 同業者からの推薦
クロージングコピーを怠るとモノは売れない
クロージングの役割
クロージングコピーは、商品を欲しいと思った人に、決断(お金を払って商品を買うこと)を促す役割があります。
せっかく、キャッチコピーからボディコピーへと読み進め、「いいなぁー、ほしいなぁー」とまで思っても、人はとかく買わないものなのです。
クロージングコピーがなければ、人はどれだけ湯浴「欲しい!」と思っていても、「もう少し考えてから」と、購入の決断を先延ばしにする生き物なのです。
そして3分後には商品のことを忘れてしまい、二度とサイトに戻ってきてはくれません。
人は、明らかに早く決断した方が良いということが明確な場合でさえ決断を先送りにするものだと思って下さい。
なので、クロージングコピーは、「もう少し考えてから」と購入を迷っているユーザーの背中を押してあげるような内容でなければいけません。
クロージングで伝えること
購入を先送りしようかと迷っているユーザーの背中を押すために、クロージングで伝える魅力的なオファーは、4つの要素で構成されます。
- 簡便性(早い・簡単)
- 希少性(個数・期限・限定 …etc)
- 特典(プレミアム性)
- 保証(返金、アフターサービス、サポート)
実際の構成例(サイト見本)
セールスコピーライティングに関しては、まだまだお伝えしたいことがたくさんあるのですが、今回は要点だけをわかりやすく、簡単にまとめた形で投稿させていただきました。
とは言っても、文章のうんちくだけでは実際のイメージがわかないと思いますから、実際の英語教材を扱ったキラーページについて、お伝えした内容を盛り込んだものをお見せ致します。
ただ、このとおりに作ったからといって、成約が多くなるという保証は致しかねますので、ご了承下さい。
いくらキラーページが考えられて作られたものであっても、アフィリエイトサイトの内容とキラーページの商品が一致してなければ意味がありません。
また、アフィリエイトサイトが、狙っているユーザー(英会話が自宅にいて上手なれる方法を探しているユーザー)を集客できるようなキーワード設定になっているか?
かつ、キーワードでの検索結果が上位表示されているか?
そういったことが前提としてなければ、キラーページも活きてきません。
今までお伝えしたことを照らし合わせながら、見本ページをご覧ください。
見本画像も参考にしながら、ぜひ、あなたも作ってみて下さい。
なお、当方の都合上、実サイトへのリンクはせずに画像での貼り付けにしてあります。
制作は、WordPressテーマ「DIVER」のLP機能を使っています。(制作期間4日)