PPCアフィリでYahoo!のリスティング広告だけに頼っていたアフィリエイターはどこへ?

Yahoo!を利用したアフィリエイト広告が全面禁止に!

PPCアフィリエイトをしている方や、興味のある方にはすでにご承知のことだと思いますが

2019年5月8日にYahoo!プロモーション広告から広告主向けにだされた”広告掲載基準「広告の有用性について」判断基準変更のお知らせ”で、2019年6月3日から、アフィリエイトサイトの広告出稿が禁止されることになりました。

現在、承認を受けているアフィリエイトサイトも、6月3日以降に順次、停止していくということです。

これで、Yahoo!でスポンサードサーチとYDNは一切、アフィリエイトでの利用ができなくなりました。

PPC(リスティング)アフィリエイトをやっている方にとっては、とても残念なニュースですし、アフィリエイト収入の柱をYahoo!のリスティング広告においているアフィリエイターにとっては、顔が青ざめるような出来事です。

昨年4月に改訂された判断基準ではビジネスモデルにまでは触れていませんでしたが、今回は「アフィリエイトサイトを含む」というビジネスモデルに言及した明確な判断基準をだしており、この影響は大きいと考えられます。

 

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アフィリエイター自身が招いた自業自得の結果

広告主の商品やサービスをウェブサイトやブログで紹介して報酬を得ることができる「アフィリエイト」というビジネスモデル自体は、とてもすばらしいものですし、このアフィリエイトを中心にして、会社で働きながらも副業ができるという時代の流れが作られてきました。

ただ、たくさんのアフィリエイターが楽して儲けよう、稼げればいいといった、収益の最大化にフォーカスしてしまい、ユーザーに対する有用性を損ねている広告、広告主に不利益を与えるような広告など、昨年4月の改定されたYahoo!プロモーション広告のガイドラインが結局は守られなかったということであろうと思います。

また、全てのアフィリエイターではありませんがPPCアフィリエイトを教える側も、稼ぐ方法を第一にして、ユーザーに対する広告の有用性に重きを置いた教え方をしなかったため、いつまでたっても「健全なアフィリエイト広告」が育ち難いというアフィリエイターやアフィリエイト業界の意識にも問題があったのではないかと思います。

結果として、今回のYahoo!プロモーション広告でのアフィリエイト広告禁止は、ユーザーに対して価値ある広告を出せなかったアフィリエイター自身が、自分で自分の首を絞めたかたちだと言えるでしょう。

言いかえれば、アフィリエイターが出稿する広告が、Yahoo!プロモーション広告からみて質の悪いもの、ユーザーにとって有益でないもの、広告主のブランド等を低下させるものと烙印をおされてしまったということにほかなりません。

Google AdWordsやFacebook広告へ流れるPPCアフィリエイター

これからもPPCアフィリをやっていくアフィリエイターは、おそらく、当面、Google AdWordsやFacebook広告に流れていくでしょう。

しかし、ここでも、稼ぐことだけにフォーカスして、ユーザーに有用性のある価値ある広告を提供できないアフィリエイターが多くなれば、GoogleやFacebookも結局、アフィリエイト広告禁止というYahoo!と同じ道を辿ることになるのかも知れません。

Yahoo!がなぜアフィリエイト広告(アフィリエイター)を締め出したかを考えて、今後、PPCアフィリを続けていこうとするアフィリエイターは、出稿する広告のレベルを高めていく必要があるでしょう。

それができなければ、極端な話ですが、PPCアフィリのビジネスモデル自体が嫌われて否定されるかも知れません。

また、最近特にFacebookで見られるのですが、友達申請をいただいて承認すると、メッセンジャーでかならず無料オファーの紹介や、コンテンツへの誘いがきます。

私に言わせると、迷惑なだけです。

メールを送る側は、相手が迷惑だと思うということが、なぜ、わからないのでしょうか?

Facebookでビジネスがしたいなら、Facebook広告やグループを活用し、メッセンジャーなどの一対一でメールするプライベートツールによる勧誘やプロモーション行為はやらないで欲しいものです。

Facebookをアフィリエイトを含むインターネットビジネスに活用することはいいのですが、「Facebookは稼げる」という言葉が広まってからは、このような節操のない方が増えてきて、このままだと、かつてのAmebloのようにFacebook内でのアフィリエイト行為が禁止される懸念もあります。

例えば、メッセンジャーで無料オファーを送って、受け取った相手からFacebookに不適切なメールとして報告されたらアカウント停止になってしまう・・・とかです。

いずれにしても、アフィリエイターは自分達が活動できる場を狭めないためにも、健全な活動で価値ある広告を提供し、自分で自分の首を絞めることのないようにしたいものです。

 

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