放置できるサイトの特徴
アフィリエイトをしていれば、誰しも考えることですが、ある程度サイトができあがって放置してたら、勝手にアクセスがあがって、知らない間に成果がでていた。
サイトアフィリエイトの、最大の目標は放置して稼ぐことですから、アフィリエイターの理想だと思います。
しかし、なんでもかんでも放置すれば、いつかはアクセスも上がる… というわけではありません。
そこには、放置して良いサイトと、放置してはいけないサイトがあり、放置していいサイトでも、放置のやりかたがあります。
放置できるかどうかは、アフィリエイト商品で決まる
シリウスで作ったサイトであれば良くて、WordPressのサイトではダメだというような話を耳にしたりしますが、もっと根本的なことがあります。
サイトの作りがどうであっても、そのサイトで取り扱っている商品が放置向きかどうかで決まってきます。
一般的に放置に向くアフィリエイト商品はと聞かれれば、多くの人は”お悩み系”商品を思い浮かべるのかなと思いますが、まずは、そのあたりからお伝えしたいと思います。
放置が難しいジャンル
放置が難しく、放置してもアクセスが増えないままに埋もれてしまうカテゴリーは次のようなものです。
- 常にバージョンアップして新製品がでるようなもの(電化製品等)
- 季節に限定され、短期間で終わるキャンペーン商品
- 常に最新情報を発信しなければ、それが売れ行きを左右するもの
- 「〇〇ちゃんも愛用!」などと、タレントなどの名前を前面に出した商品
こういうアフィリエイト商品はサイトを頻繁にメンテナンスする必要があることと、ほったらかしておくことで、知らないうちに商品販売が終わり、ASPから「無効なクリックが発生しています」などといったお知らせもきてしまいます。
また、タレントの人気もいつまであるかわかりませんから、商品寿命は短いと考えておきます。
もちろん、これら商品がアフィリエイトに向かないということではありません。
放置に向かないというだけです。
ひとことで言えば、「放置するつもりなら、流行り物は扱わない」ということです。
放置に向いているカテゴリー
放置に向くジャンルは、性欲や金欲など、人の根源的な欲求、あるいはそれに近いもので、けっしてなくなることがないもの。
こういうものは、どれだけ時間が経っても、時代が変わっても、必ずお客は存在しますし、一定の需要があり続ける商品です。
具体的には
- 結婚・恋愛関連の商品やサービス
- アダルト関連の商品(アダルトサイト、アダルトグッズ等)
- ダイエット、バストアップ、脚痩せなどの商品
- 育毛、精力回復、ワキガ、乳首やデリケート部分の黒ずみなど、男女の身体的悩み、コンプレックスに関わる商品
- 健康などの悩みに関する商品(肩こり、腰痛、頭痛、便秘)
- 英会話、資格取得、幼児教育などの学び系
- 稼ぐ系のノウハウ教材等
- その他、サービス内容の変わる要素があまりなく、長く提供しているもの
こういった商品は、人の根本にあるもので、強い欲求に基づく購買力が生まれるために、一年中需要が落ち込むこともありません。
また、商品寿命も長いため、放置に向いていると言えます。
旅行なども放置に向いているといえば向いているのですが、なんせ報酬単価が数百円と低いので、私は避けています。
個人的には好きなので、得意なジャンルにはなるのですが・・・
ちなみに、時代を反映してか、ロボット教室、そしてオーディション、性病検査キットなども稼げるジャンルです・・・
これらも放置で大丈夫です。
こうしてみると、放置型で取り組めるジャンルは結構あるものですね。
実際の放置サイトとは、どのようなものか?
知っているひとも多いのではないかと思いますが、究極の放置サイトとしていい例を三つ。
本当の超ペラページです。
でも、ほったらかしてたら、稼いでいたそうです。
では、それぞれのペラサイトを見ていきましょう。
レンタカー当日 ※その日にレンタカーを借りられるの?
このサイトは、まさにキーワード「命」と言えるようなサイトだと思います。
LP形式でもなく、さりとてメニューもサイドバーもなし。
ただ、トップに大きな画像を配置し、三つのレンタカーを紹介しているだけなのです。
やはり、「レンタカー+当日」、「レンタカー+当日+借りる」というキーワードが功をそうした”キーワード”ありきのサイトなのかと思います。
産み分けの教科書|男の子・女の子に産み分ける方法
このサイトは、LP形式で作成してあります。
序論・本論・結論で情報をきちんと整理し、縦に長いLP形式となっているために、サイドバーを目次としてアンカーを設定し、目的の情報へと簡単に遷移するよう作成されていて、読み手にとっては”なるほど”と感じさせるよう、うまくまとめられています。
また、最後にQ&Aを設けているところも、サイトの質をアップさせるのに役立っています。
サイトの色使いやデザインもシンプルながら、内容にマッチした優しい仕上がりになっていると言えます。
トイレリフォーム365
こちらも、サイトの作り自体は「産み分けの教科書|男の子・女の子に産み分ける方法」と同じで、LP形式で縦に長く作成されており、サイドバーに目次を設置して、アンカー設定により目的の記事へ遷移させています。
最終的な目的はユーザーに「リフォーム無料一括見積もり」をしてもらうことで、二つの見積サイトを比較しているようですが、そのことを理解するのに少し時間がかかります。
情報は詳しいのでしょうけれど、なぜかわかり難いサイトで、個人的に残念だなと思いました。
LP形式でまとめる内容としては、少し難があるのかも知れません。
これらペラサイトは、いずれも、商品ジャンル選び、キーワード選定が命で、その二つに即した有用な情報をまとめて、どこまで読み易く&わかり易く構成ができるかだと思います。
基本、ユーザーに読み易く、わかり易いサイトは、検索エンジンにとってもわかり易いと考えて下さい。
ただ、Googleのアルゴリズムも変わってきているように、今でも同じように作って、誰でも同じ結果が得られるかどうかは断言できません。
でも、「ペラサイトは稼げるか?」でもお伝えしたように、ペラサイトでもちゃんと稼げるのです。
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ペラサイトを作るのは、サイトとブログのどちらがいいのか?
一般的にサイトとは、昔で言えば、ホームページビルダーに代表されるように、ホームページ作成ソフトで作ったものを言います。
ブログは、ブログサイトと呼ぶ場合もありますが、無料のAmebaブログやFC2ブログに代表されるように、日記型のサイトになります。
ですから、どちらも「サイト」と呼んでいいのでしょうけれど、形式が違うと思えばいいでしょう。
言いかえれば、サイトは完結型、ブログは更新型になります。
もっとイメージできるように言えば、サイトはブログでいうところの「固定ページ」だけの塊だと考えればいいでしょう。
もちろん、サイトも更新はしますが、ブログのような更新という意味ではなくて、「メンテナンス」、あるいは「コンテンツの追加や改修」ととらえたほうがいいでしょう。
ただ、このような違いがあっても、ペラサイトを作るのはサイトでもブログでもいいと思います。
人によっては、ブログというものは更新しないと検索順位が上がらないし、評価されないから、ブログでペラサイトを作ると不利だという人がいます。
でも、それは間違いだと私は思っています。
なぜなら、今やブログは企業の公式サイトにも、商品広告のサイトにも多く利用されています。
そういうサイトが、Googleに評価されたいがために、毎日更新しているわけではありません。
Googleがみているのは、あくまで有用な情報を発信しているかどうかです。
何度も言っていますが、Google自らが、ペラサイトがダメだとも言っていませんし、ペラサイトはサイト形式でつくらなければ評価しないなんてことも言ってはいません。
ですから、ペラサイトはWordPressではダメで、シリウスならいいと言っているのは、単にアフィリエイターの世界の中で言っているだけです。
言いかえれば、WordPressで作ったサイトで稼げず、シリウスで作ったサイトで稼げたから、やっぱりサイト型のシリウスがいいんだ・・・と言っている程度に過ぎないのです。
情報発信してアフィリエイトするなら、ホームページビルダーでも十分稼ぐサイトはできますし、私が使っているもので、シリウスよりもっと高品質なものが簡単に作れるデジタルステージのBiNDupというサイト制作ソフトもあります。
WordPressで作る場合のペラサイト
ペラサイトに向いているテーマ
WordPressでペラサイトを作る場合は、テーマの選択に気を付けて下さい。
気を付けるところは
- 固定ページで、サイドバー”あり”、”なし”の選択が可能なテーマであること。
- 固定ページで、グローバルメニューの表示・非表示ができること。(必須ではありません。)
- シンプルなテーマで、かつ、手作業によるカスタマイズを極力必要としないもの。
- トップに大きなヘッダー画像を配置できること。
WordPressテーマで作るペラサイトのイメージ3パターン
ペラページは、必ずしも1ページのみではありませんから、イメージとしては、この3パターンがあります。
シリウスなどのホームページ作成ソフトで作る場合も、サイト構成は同じになります。
パターン❶ | パターン❷ | パターン❸ |
ヘッダー画像とトップ用固定ページのみで完結させるペラサイト | ヘッダー画像とトップ用固定ページに加え、複数の固定ページを作り、それをグロバールメニューで閲覧させるように構成したペラサイト | ヘッダー画像とトップ用固定ページに加え、最大で10個以内の固定ページを作り、その内、核となるページをグローバルメニューに。他のページはサイドバーにメニュー配置したミニサイト的なペラサイト。 |
放置ペラサイトのメンテナンス
ペラサイトは、検索エンジンのサイトに対する評価がわかるまで放置します。
ブログで言うところの更新という考え方は捨てて下さい。
極端な言い方をすれば、その存在を忘れてもいいのです。
なぜかと言えば、一度作り終えて公開したサイトに対する検索エンジンの評価は、1週間や2週間で結果がでるものではありません。
検索エンジンの評価というのは、1~3か月たたなければわかりません。
必要な期間放置した後に、Googleアナリスクや、Googleサーチコンソールによるアクセス数やページビューの数、あるいは訪れてくれたユーザー属性などを見て、結果が芳しくないと判断した時に初めて手を入れたりすれば良いのです。
2週間くらいしか経っていないのに、結果がわかる前に、サイトをつつきまわしたのでは、いつまでたってもサイトに対する検索エンジの評価がわからないままになってしまいます。
ただ、上記で示した、パターン3のサイト構成であれば、コンテンツを追加するということもあるでしょうが、パターン1やパターン2のサイトでは、することもありません。
だから、完全放置なのです。
サイトに手を入れるというのは、ブログのように記事を増やすという意味ではありません。
数か月放置しても、検索エンジンからのサイト評価が良くないというのは、ペラサイトだからではなく、キーワードの選定ミスであったり、コンテンツ内容の力不足が原因ですから、キーワードの見直しや、記事内容の修正などで、狙ったユーザー(キーワード)に対するサイトの質を高めていく作業をするのです。
放置しては見直し、見直しては放置する。
それがペラサイトの基本的な運用になります。
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