すぐに成果が出続ける人は稀です
よぉーっし! 俺もアフィリエイトで稼ごう!!
と一念発起して、渾身のブログを1つ作る。
でも、いざフタを開けてみると、待てど暮らせど
- アクセスは少ない、検索上位にもいかない
- 広告がクリックされても購入にまで結びつかない
- 記事投稿した時だけはアクセスがあっても、以外はサッパリ・・・
結局、何度ASPの報酬画面を眺めても、毎月ゼロ行進が続く。
たいていの人は、このあたりで
「こんなはずじゃなかったのに、教材どおりにやったけどなぁー・・・」
「アフィリエイトって稼げない??」
こんなことを思いながら、次第にブログ更新からも遠のいてしまい、自然消滅してしまう。
よく、教材を買って購入者だけのメルマガが配信されますが、その中に、数日後や1~2週間後には、こんなメールが配信されます。
「驚きです、もう成果報告がありました!」なんて・・・
正直言って、ほんとかどうかわかりません。
だって、購入者メルマガでさえ「ステップメール」で送っているのですから、予め書いてセットされた文章です。
もちろん
- 購入者のモチベーションを維持するため
- 販売した教材の信頼度を確保し、高めるため
- 販売者自身が自分のブランディングを保つため
教材販売者としてはビジネス上必要なことです。
悪いこととは思いません。
はじめから成果がすぐでる人なんて、実際はマレなのです。
もちろんいないわけではありません。
本人が意識しているかどうかは別として、キーワードが良かった、選んだジャンルも良かった、書いた記事も良かった、教材も本人にピッタリだったなど、色んな好条件が重なって、アフィリエイト開始後に早々と成果が発生する人もいます。
みんながそういうふうになりたいと思っていることは確かですが、アフィリエイトはそんなに甘くはありません。
最初のアフィリエイト挫折のポイント
このように、一生懸命にアフィリエイト用のブログ等を1つ作って、1ヶ月以上経っているのに、全然売れない。
こういう時期が、最初の「挫折ポイント」になります。
ほとんどの人が、この挫折ポイントに出くわしてやめてしまいます。
実は、この挫折ポイントからが、稼げる、稼げないのスタートになります。
アフィリエイト用のブログを一つ作った時点では、まだ「修行中」と考えたほうがいいのです。
また、個人的には初心者が作ったサイトがブレイクするタイミングとして、
- 50記事~100記事の投稿
- 開設してから半年以上の経過
この二つを満たすまでには、作ったブログがブレイクするかどうかはわかりません。
これを満たしても、成果に結びつくかどうかもハッキリ言えませんが・・・
私が初心者の頃で2サイト目の話ですが、70記事前後あたりから成約が出てきたこともあります。
もちろん、経験を積んで稼ぐ力がある人になると、記事数は30記事あたりから、期間は2~3ヶ月でも十分です。
ただ、最初に作った一つ目のサイトで稼げるようになる人はマレです。
一般的なお話になりますが、たいていは、3~4サイト目に花開くようになります。
それまで、稼げるようになるか、ならないかの不確定な時期を、ただ無心にあれこれやって頑張れるかどうかなんです。
みんな、あと一歩という手前でやめてしまいます。
何の振り返りもせずに2サイト目を作っても、良い結果は期待できない
1サイト目が振るわなかった場合、2サイト目を作るにあたって、なぜ1サイト目が振るわなかったのかを分析して改善し、改善の結果を2サイト目に組み込む必要があります。
いわゆる、「反省」をするのです。
こういったPDCAをせずに、ただジャンルだけ変えて2サイト目を作っても、結果は同じであることが多いのです。
1サイト目でなぜ成果が出なかったかをPDCAで振り返り、その対策を2サイト目に反映した形にしなければなりません。
ただジャンルを変えて、サイトを増やすだけでは成果が見込めません。
1サイト目で成果が出なかった、あるいは出にくかった原因を次の視点から解決する必要があります。
- 記事の質が良くない、ボリュームが不足している。
- テーマやキーワードの絞り込みができていなくて、ターゲットとするユーザーが定まっていない。
- 訪れてくる読者が欲しい情報と、こちらが提供する情報が一致していない。
- ターゲットが定まっていないから、ターゲットに合った商品誘導ができていない。
- 色んなユーザーを取り込もうとして、八方美人のサイトになっている。(※前述のターゲットとするユーザーが定まっていないことと同様です。)
- 売込み過ぎていないか?
PDCAの具体的なやり方については、今後の投稿でお伝えします。
本当はノウハウを買わなくても稼げる?!
そのとおりです。
教材(ノウハウ)を購入しなくても、やり方さえ間違っていなければ稼げます。
ただし、稼げるようになるまで時間がかかることもあります。
ノウハウ教材を購入するメリット
ノウハウ教材を購入するメリットは、およそ次のとおりです。
- 他人の成功体験を買うことと同じなので、再現性の高い教材であれば、愚直に取り組むことで稼ぎへの近道を得ることができる。
- アフィリエイトでの稼ぎ方を体系的に学ぶことができる。
稼げるようになると、何をどうすれば良いか、どういう順序でやっていけば良いかが自ずとわかり、稼ぐためのポイントも見えてきます。
そのことで、更に稼ぎが加速するようになります。
しかし、初心者はインターネット上に溢れる有用な情報を目の前にしても、「何をどういう順序で取り組めばいいのか?」がわからない、「どれとどれが必要なのか?」の取捨選択もできない、結果、なかなかアフィリエイト作業も進まないし、都度、都度で「このやり方でいいのか?」といった不安もでてきます。
そういった初心者特有の迷いや不安に対して道を示してくれるのがノウハウ教材だと考えますので、購入することが無駄とは思いません。
無駄になるか、ならないかは、購入者の取り組み次第なのです。
また、ノウハウ教材を購入する場合は、なるべく手厚いサポートがついているものを選択することが賢明だと言えます。
アフィリエイトで稼ぐことは、リアルなビジネスと同じでシンプルなことだと知ろう
ノウハウ教材を買って近道をするか?
時間がかかっても何も買わずに頑張るか?
どちらの選択をしても、間違っていないやり方を継続すれば、報酬が得られるようになるという同じ結果を得ることができます。
ただし、時間がかかってもいいからノウハウ教材を買わずに頑張る・・・というのは、並大抵のことではありません。
強い継続の意志がある人だけができることだと思います。
ノウハウ教材を買っても継続できない人が、買わずに継続できるわけがありません。
稼ぐための本質
わかりきったことですが、アフィリエイトは、商品を紹介して、購入をしていただくビジネスです。
人がお金を出して何かを買う時はどういう時でしょうか?
「強い欲求」があるから、その対象の商品を購入します。
その昔は、サイドバーに広告をペタペタと貼れば売れていた時代もありましたが、今は違います。
では、稼ぐことができるサイトやブログの大切なポイントは何なのか?
ユーザーにとって、キーワード検索により訪れたサイトの情報が探していたものと違和感なく一致し、有用な情報であるばかりではなく、根底にある欲求を巧みに呼び覚まさせるような記事が多くあり、かつ欲求を叶えてくれる商品の紹介がなされていた。
たった、これだけです。
実にシンプルです。
もちろんそこには、キーワードの考え方、商品紹介のやり方、あるいは記事の書き方など、ユーザーの信頼を得るための手法が色々とありますが、ノウハウ教材を買わなくてもできることばかりです。
マーケティングを学ばないといけないという人もいますが、世の中の商売人、全員がマーケティングを学んでいるわけではありません。
むしろ、学んでいない人の方が多いかも知れません。
唯一言えることは、顧客目線で物事を考えることができる人です。
人に商品を買ってもらうにはどうすればいいかということを知っておけばいいだけです。
アフィリエイトはインターネット上に商品やサービスの紹介業としてお店を開いているわけですが、やることはリアルな店舗となんら変わりません。
アフィリエイトは、特別なビジネスではありません。
キーワード検索によって訪れたサイトに、キーワードと一致しないような情報が書かれていたのでは、ユーザーはすぐに去ってしまいます。
キーワード検索によって訪れたサイトに、キーワードと一致しないような商品紹介がされている場合もユーザーは去ってしまいます。
あたりまえ過ぎるくらい、あたりまえのことです。
この二つの条件が満たされていない場合は、どんなに検索上位に表示されようが、どんなに文章が上手だろうが、成果には結びつきません。
とても大雑把ですが、アフィリエイトで稼ぐために必要なノウハウは、これだけです。