ドメイン?を超わかりやすく説明
こまごましたことを理屈で説明せず、わかりやすく簡単にご説明します。
ドメインとは、わかりやすく言うとインターネット上の「住所」です。
もっとわかりやすく言うと、インターネット上に一戸建ての家を建てて、その家の住所だと考えて下さい。
例えば無料のAmeba Blogでも、立派にブログ開設できますが、住所はみんな同じ「https://ameblo.jp/」になります。
さしずめ、マンションなどの集合住宅に住んでいると考えればいいでしょう。
例えば、URLがhttps://ameblo.jp/xxxxx/yyyyyだとすると、https://ameblo.jp/までがマンションの建物の住所で、xxxxxは部屋番号、yyyyyはリビングであったり、6畳部屋であったりと考えれば理解しやすいと思います。
独自にドメインを取得すると、他の人が住んでいない固有の住所になりますから、そういう意味で”一戸建て”なのです。
それ以上のご説明は、アフィリエイターにとっては不要です。
アフィリエイトで使うドメイン
一般的には、この6つのTLD(トップレベルドメイン)の中で取得すれば良いでしょう。
取得のための一般的な費用ですが、
ドメイン | 用 途 | 一般的な取得費用 |
.com | 商業組織用(個人取得できます。) | 1,500円 |
.net | ネットワーク用 | 1,500円 |
.org | 非営利団体のグループ用 | 1,500円 |
.info | 情報サイト用 | 1,500円 |
.biz | ビジネス利用 | 1,500円 |
.jp | 日本国内に住所をもつ個人・団体・組織 | 5,000円 |
ちょっと前に「.jp」がSEOに強いと言われたこともありましたが、そんなことはありません。
結局、サイトの質の良し悪しで決まりますので、どれを使っても同じです。
もし、いずれちゃんとしたビジネスとしてやっていくのであれば、お薦めとして、やはり人気のある「.com」や「.net」がいいでしょう。
今、注目のドメイン!
最近、ECショップ業界をはじめ、ネットビジネスをしている人達の注目ドメインがあります。
そのドメインが、「.shop」。
このドメイン名であれば、販売系のサイトであると一目でわかるので、そういう意味では最も潜在価値の高いドメイン名かも知れませんし、いずれ、ECショップ業を営む時のスタンダードになるドメインかも知れません。
また、このドメインは、2016年9月2日に先行登録が始まり、まだ2年も経っていない比較的新しいドメインであるため、自分が希望するドメインが「.com」で既に取得されていても、「.shop」であれば取得できる可能性がありますから、希望のドメイン名を取得するなら今のうちです。
ただ、同じドメインを他人に取得されるのはイヤなので、私も.comを取得した時に、認知度の高い「.net」や今後期待できる「.shop」など、ドメインを使う、使わないは別として主だったものは取得をしました。
みんな考えることは同じです。
人気のある名称であれば、「.shop」でも取得できない可能性大です。
この「.shop」ドメインは、日本のGMOドメインレジストリが独占的に扱っており、「ムームードメイン」か、「お名前.com」で取得できます。
PPCアフィリや、物販ポータルを考えているアフィリエイターには、うってつけのドメインとも言えます。
ドメイン名の付け方
屋号や会社名を使う
一般的によくあるケースです。
私の会社は、ユニグリッタ・ジャパン株式会社といいますが、ドメイン名は「unijapa.com」です。
最初は「uniglitta-japan.com」だったのですが、なんか長ったらしくて読みにくく、すぐ廃止してしまいました。
で、考えたのが、読みやすさ、覚えやすさを、言いやすさの三つを優先して、「unijapa.com」にしました。
今ではこのドメインのほうが「ユニジャパ」とすぐ読めて、しっくりきています。
ついでに、「株式会社ユニジャパ」に社名変更してもいいかなとも考えています。
本名やビジネスネームを使う
これは、個人やビジネスをブランディングするという考え方です。
トップアフィリエイターや芸能人、あるいは経営者など、自分をブランディングしたいかたが、こういう付け方をしています。
例えば、
山田さん yamada.jp
山田 花子さん yamada-hanako.net
ただ、誰かが大昔に取得していますので、このようなストレートな名前のとり方はできないでしょう。
わざと短くして取る
短いドメイン名のほうが、クリック率が高いという傾向にあるとも言われていますから、それを考慮して短いドメイン名にする人もいます。
例えば、名前と組み合わせて短くつける
お花屋を経営している、山田 花子さん → hana.net
価値あるサービスを提供する →g-value.com
アフィリエイトのノウハウを提供する → affili.net
みなさんが良く知っている、「DMM.com」ですが、DMMは「Digital Media Mart」の略であるという由来は後付けとも言われています。
でも、短い社名、社名と同じドメイン、そして流れるCMの最後には、そのドメイン名を言い、短期間でブランディングに成功した例のひとつです。
こういった例からも、簡単に取得できるドメイン名ですが、ビジネスをする上ではとても重要であると言えます。
特定のサービス名や商品名の名前にする
車などによくあるのですが、例としてレクサスのlexus.jpなどです。
こういう取得のしかたも、商品のブランディングを重要視したつけかたと言えます。
およそ、多くのドメイン名は以上のような考えで付けられていますが、気を付けなければいけないのは、既存の会社名やブランド名、あるいは商品名など、同じものだと勘違いされるようなドメイン名称を取得しないことです。
そうした場合は、最悪の場合、訴訟問題にもなって、結局、大切なドメイン名を失うことになったり、損害賠償を払ったりと、いいことは一つもありませんから、そうした配慮の上で、自分だけのドメイン名を考えて取得して下さい。
ドメイン取得のメリット・デメリット
メリット
サイトの信頼性がアップします。
これが一番のメリットです。
ネットショップや、ポータルサイトを運営しているアフィリエイターなどは、100%に近いくらいで独自ドメインによるサイト運営をしています。
また、法人に限らず、個人事業主でも、リアルな場で名刺交換をする時に、自分のドメインでのメールアドレスを記載した名刺を渡すことができます。
他にも、ビジネス上の公式サイトを持った場合などは、お問合せの用アドレスが必要であったり、特定商取引法に基づくメールアドレスの記載も必須です。
もし、これがgmailやYahoo!メール等のフリーアドレスだったら、認知度は高くても信頼度はとても低いものになってしまいます。
今や、独自ドメインはビジネス上の財産と言っても間違いではありません。
URLを短くできる
- サイト紹介をしてもらうときに有利
- 覚えやすいので、認知度に貢献
SEO対策で有利
一般的に、SEOに強いとされるURLは、固有でかつ意味のあるものになっているということが言われます。
独自ドメインであれば、自分固有の意味ある名称でのサイト公開ができます。
サーバーを変えてもドメインの変更が必要ない
無料ブログを利用している場合は、ブログサービスが無くなったり、何らかの理由でサービス会社を変更した場合は、またゼロから始めなければならなくなり、それまで頑張って運営してきたサイトの認知度や信頼性は、水の泡になってしまいます。
デメリット
お金がかかることです。
他にはありません。
といっても、「.com」や「.net」などは1,500円/年くらい、注目株の「.shop」は299円/年で取得できますから、お金がかかるというほどではありません。
取得&維持費用を考えても、独自ドメインを持つということは、インターネットビジネスする上で、余りある恩恵を享受することができます。